2015年10月18日日曜日

南東北100時間の旅① ~府中本町始発→仙台の昼食~

10月7日、セットしたアラームに先んじて起床し、洗顔し、旅に必要と思われる物をゆっくり選定し鞄に入れ、ふと胸騒ぎがして始発の時刻を確認すると、思い込んでいたよりも30分早く電車が出ることが判明。その瞬間に選択という行為を放棄し、何もかもを手当たり次第に鞄に詰め込み、府中本町駅に駆け込む。






なんと言うか、いつも通りの旅立ちだ。

武蔵野線、埼京線を経由して、大宮駅から宇都宮線。


今回の旅は、と言うよりも、秋の旅は毎回そうなのだが、この時期にJRが発行する3日間在来線乗り放題切符「秋の乗り放題パス」を利用している。それなので、基本的には在来線での移動となる。が、宇都宮線など、在来線の一部の列車はグリーン車があるのですよね。これが快適で、私は長旅の際はだいたい利用する。



朝食は大宮駅で買った「駅弁誕生130周年記念 秋の味覚弁当」。


満足度高し。

1216、仙台駅着。


仙台にはかつて友人が東北大の院生だった頃に住んでおり、その頃は1年に一度はおじゃましたので、馴染み深い。街を歩くと、そこかしこに旨そうな店が点在する。
 


2年前に偶然発見した和食の店「りんたろう」に入ってみた。





ここはどこから入っていいやらわからないエントランスから、私一人がやっと通れる広さの通路を数歩歩いて右に曲がると、スタイリッシュな空間がいきなり広がるその演出が前回はとても気に入った。


が、まあ、2回目ですからね。カマス雲丹焼きと刺身をいただいたが、うむ、なるほど、という感じ。作り手が若い人に変わったかな?ホール係のダンディは2年前もいらしたと記憶しているが。

デザートも、他の方が注文しているのをチラ見して、店を変えていただくことにした。(とかいうと言い過ぎの感があるが、基本的には良店だし、十分オススメできます。)



日本一の呑み屋街といわれた「東一連鎖街」は既にないが、仙台はさすがに東北の中心都市であり、とにかくどの道も豊かだ。



 「ゴントランシェリエ」は一目見てすばらしい。けっこうな広さのイートインもトリコロールで統一されている。セルフの返却口にはretourと表示されている。「ルレフレーズとブレンドのmoyenを」と、フランス語の発音だけはできることを示し、2時間足らずの仙台滞在に鮮烈な印象を残そうとしたが、そもそもブレンドって英語じゃんね。私としたことが、詰めの甘さを露呈して終わった。


 さようなら仙台、また今度ゆっくり。

1355仙台駅発。

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